前回の続きです。
準備編その2になります。
後から肉付けした情報もありますが、まずは足を確保することを中心に綴っていきます。
必要なこととして、飛行機の予約もしくは船での渡航が必要です。
飛行機の場合は、羽田空港から八丈島空港の便が出ていますのでそれを予約しましょう。
片道45分~55分程度なのであっという間に到着します。
八丈島で停泊する場合は、2便、3便でも構いませんが、時間がない、短縮したいという人は1便の飛行機一択になると思います。
八丈島及び東京から船という手段もありますが、船はディレイする可能性があるのとそもそも運休する可能性もあります。
行きルートとしては
①羽田空港→八丈島(飛行機) 八丈島→青ヶ島(ヘリコプター)
②羽田空港→八丈島(飛行機) 八丈島→青ヶ島(船)
③羽田空港→八丈島(船) 八丈島→青ヶ島(ヘリコプター)
④羽田空港→八丈島(船) 八丈島→青ヶ島(船)
帰りルートとしては
⑤青ヶ島→八丈島(ヘリコプター) 八丈島→羽田空港(飛行機)
⑥青ヶ島→八丈島(船) 八丈島→羽田空港(飛行機)
⑦青ヶ島→八丈島(ヘリコプター) 八丈島→羽田空港(船)
⑧青ヶ島→八丈島(船) 八丈島→羽田空港(船)
①~④、⑤~⑧のいずれか1つずつを選択することになります。
今回私は、①と⑤を選択しました。
羽田空港から八丈島空港への飛行機は時期によりますが片道10,000円弱~20,000円くらい必要です。
短いわりには割高ではありますが、主要路線ではないのでそこまで安くはならないです。
行く人も限られるので直前でも比較的空いている印象です。
なお、ヘリコプターは島民以外は片道12,000円ほどかかります。
※荷物の重量超過料金は別
7:30発なので近場に住んでいるか前泊しないと乗れません。
遠方の方は前泊のための宿を予約しましょう。
次に八丈島空港から青ヶ島までのヘリコプターです。
ここが一番難易度が高いと思います。
1日1往復しか出ておらず定員も9名しか枠がないので予約がすぐに埋まります。
休日を除く1か月前の9:00から予約受付がスタートしますが、9:00に電話をかけてもほとんどつながりません。
オペレーターさんも人数が非常に少なく電話回線も少ないんだと思います。
Webから予約することもできますが、こちらは12:00からなのですでにこの時点で空席0になっている可能性が大です。
空席0でもキャンセル待ちに登録することができます。
なので、キャンセルが出る場合も結構あるので、1~3番目くらいであれば可能性は十分にあると思います。
さすがに9番目、10番目になると絶望的ではありますが…。
到着ロビーからすぐなので、乗り継ぎには余裕があります。
TALという見慣れない表示がありますが、ご安心ください。
そして今回は触れませんでしたが、船についてです。
船は東京の竹芝から出ています。
こちらも1日大体1往復(運休日もあり)してます。
時間も夜出て行って朝につくようなダイヤなので寝ながら移動できるのは大きいですが、欠航率はわりと高いのが難点です。
私は利用しなかったのであれですが、費用を抑えたい方は八丈島まで船を選択するのはわりとありです。
また、八丈島から青ヶ島までの船ですが、2等の雑魚寝室レベルでも片道8,000円くらいするみたいです。
おまけに欠航率が激高、所要時間は2時間くらいとのことですがすごく揺れるみたいです。
嘔吐するスペースもあるみたいなので、吐く人も続出すると聞きますが、そもそも船で来る人もなかなか少ないのでスペースには余裕があります。
ここまで交通手段の話をしましたが、これを帰りも日程に合わせて成立させる必要があります。
どちらかだけでは計画が成立しないので時間には余裕をもってのプランをおすすめします。
そして、足を確保できたら次は宿の確保が必要になります。
宿は民宿かキャンプしかありません。
野宿は禁止されており、24時間営業のカラオケ店やらネカフェなのは当然島にはありませんので寝る場所の確保はmustになります。
宿が確保できないと青ヶ島へ行くことは断られるとのことなので、足が確保できたらすぐに宿の確保も同時にした方がいいと思います。
宿についてですが、民宿も非常に数が少ないです。
今やっているところとしては3つくらいしかなかったと思います。
部屋数もそこまで多くないので満室であれば泊まれません。
今回は、「あおがしま屋」さんにお世話になりましたが、Youtubeで有名な「かいゆう丸」さん、「民宿杉の沢」さんくらいしかないと思います。
宿についても電話した時に「往復ヘリコプターの予約が取れているか?」をまず聞かれました。
おそらく取れていないと予約を渋られます。
船の就航が期待できないので予約を確約しても実際来られるかどうかわからないからだと言えます。
逆に言えば、ヘリコプターが予約できれば比較的宿は何とかなるかと思います。
予約を取れていないのに取れていると嘘をついて泊まることもできますが、もし帰れなかったときに痛い目をみます。
それはやめておいた方がいいです。
キャンプで一夜過ごす手段はありますが、キャンプの方にはレンタカーを貸してくれません。
食料も山を5kmほど登った先の酒店しかありませんのでまともに食料を確保できません。
水道水も飲めませんので持ち込んだ分しか使えないと思います。
かなりの苦行を強いられるのと船が連続欠航することもあるので何日も島へ閉じ込められる可能性も大なので前準備は非常に重要です。
島唯一の酒店も日曜日は定休、そのほかの日も19:30までしか空いてない上、早めに閉まることもあります。
長々と書いてきましたが、準備がやはり非常に重要になります。
次回からはいよいよ本題の旅行記を残していきます。
それでは~。
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