【はじめに】
日本国内を移動する中で飛行機と並んで移動手段として使う新幹線。
日頃、鉄道は使っておらず年数回の帰省や突然の旅行でいざ利用しようとしたときに、のぞみ、ひかり、こだまと3種類ある新幹線がどう違うのかよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、違いが良く分からないと周りからもよく声があがりますので答えていきたいと思います。
東北新幹線、北陸新幹線、九州新幹線などいろいろな新幹線がありますが、名前(愛称)が変わるだけで考え方は相違ないので今回は東海道新幹線に的を絞って説明していきます。
【のぞみ?ひかり?こだま?】
のぞみ、ひかり、こだまとは、東海道新幹線の愛称になります。
九州新幹線で言えば、さくら、みずほと言った愛称がある通り東海道新幹線にも専用の愛称が付けられています。
同じように、東北新幹線、北陸新幹線にも独特の愛称が付けられていますので興味があれば調べてみても面白いと思います。
【東海道新幹線の管轄範囲】
東は東京都の東京駅から西は福岡県の博多駅までとなります。
※途中、新大阪駅から山陽新幹線・九州新幹線の管轄範囲もあり重複する区間があります。
【3種の具体的な違い】
一言で言えば、停車駅の数に違いがあり、新幹線によって目的地の到着時間が異なります。
のぞみ:一番早い。主要駅(利用者の多い駅)しか停車しない。
ひかり:のぞみに次いで早い。主要駅+αでいくつかの駅に停車する。急行みたいな位置づけ。
こだま:新幹線駅全てに停車する。途中駅で、のぞみやひかりの通過待ちがあるため、到着時間としては一番遅くなる。
【車両構成の違い】
3種とも車両の構成が異なります。
自由席、指定席、グリーン指定席とありますがそれぞれ自由席と指定席の配分が異なります。
- のぞみ:自由席1~3号車
- ひかり:自由席1~5号車
- こだま:自由席1~7号車、13~15号車
一番早いのぞみの自由席は3両のみのため、駅と時間によっては混雑します。
一方こだまは自由席車両が多く、多くの方はのぞみやひかりを利用するため、比較的どの時間帯でも空いていることが多いです。
運悪く団体客などが予約していたりもしますのでその時は何両か貸し切りで空いていないことはありますのでご注意ください。
【どれに乗るのがいいの?】
結論、どれでも普通列車よりは早いので良いのですが、早く着きたいと思うのであればのぞみになると思います。
ただし、のぞみの停車駅以外で下車予定だったりする場合は乗り換えの手間もあるので、ひかりやこだまにするという手もあります。
また、時間があり人がいない、ゆったりとした空間で移動されたい方はこだまが良いと思います。
東海道新幹線は、静岡区間はのぞみの停車駅はないので、静岡県の新幹線駅で下車したい場合はひかりやこだまを使うと良いですね。
【まとめ】
よく聞かれるどの新幹線に乗ればいいのかですが、基本はのぞみ、下車駅次第でひかり、こだまも検討するといったところだと思います。
自由席が満席であれば、ずっと立ちっぱなしもあり得ますし、確実に座りたい場合は指定席を課金して予約するなどをする必要があります。
お金を取るか時間を取るかでどの新幹線を使うかは使い分けをすると良いと思います。
今は飛行機やバスもありますし、交通手段のバリエーションは大きく増えました。
それでは~
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