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初めての海外渡航 1日弾丸(1)

失敗談

今回は22年9月ついこの間の話ですが、私自身、初めての経験ということでカナダへの1日弾丸渡航について綴っていきます。

コロナ渦ということもあり規制はまだ厳しいのが実情ですが今後の状況次第で変わる可能性がありますのでご承知おきください。

私の備忘録もかねて記録を残しておきます。

悪い国ではありませんが、印象としてはあまりよくなかったのでもう二度と経験したくないと感じてしまいました。

1.行くに至った経緯

なぜ行く気になったのかから話していきます。

まずパイロットという職業に興味がありいろいろ調べていました。

調べているうちにフライトスクールというワードにたどり着きました。

ライセンス取得までの教育施設です。

どこのフライトスクールが良いのか?と一言で言っても、「国」、「都市」、「ライセンスの種類」と要素があります。

ざっくりともし将来働くのであればという想定でどこが良いかとずっと考えていました。

国については、アジアやヨーロッパ、米国といった選択肢がありますが、将来この職業で働くということを想定するとライセンスが仮に取れても永住権という課題が残るので選択肢は「アメリカ」「カナダ」といった選択肢から選ぶ形となりました。

ヨーロッパは永住権が取れないのでまず選択肢からは即刻外しました。

アジアもそもそもそういった学校があんまり出てこなかったことと治安が良くない印象があったので外しました。

最後に日本ですが日本は金額が高すぎるのと就職はまず厳しいということからこちらも選択肢から外しました。

よくよく思えば、最初から海外でなくとも最初は日本で途中から海外ということもできるので実際に学ぶとなってもハードルは低いように感じました。

やはりHPだけでは雰囲気が分からないのもあって実際行ってみたい感と初めての海外でわくわく感がありました。

2.まずは行くための準備

海外に行くといってもいきなり次の日からとか週末不意にとかは出来ません。

多くの書類などを準備しなければなりません。

必要な準備としては、

(1)パスポートの取得

(2)eTAの申請

(3)ワクチン接種証明もしくは72時間以内の陰性証明

(4)航空券

(5)スクールへのアポ

(6)宿

(7)盗難対策

(8)アプリ「ArriveCAN」の登録

この辺りは必須になります。

赤字はどこに行くにも必要緑はカナダの場合に必要なものになります。

(1)パスポートの取得

渡航の11日前には申請必須(休日・祝日は除く)。

市役所で書類を記入し申請する必要があります。

さらに、パスポート用の「写真」と本籍が別の市町村だと「戸籍謄本」の取り寄せが必要です。

写真も形式がしっかり決まっているので条件を満たしていないと弾かれます。

弾かれると撮り直しになってしまいお金と時間をロスするので、ちゃんとした「○○カメラ」みたいな写真を専門に扱っているところで撮ってもらった方がいいと思います。

金額は2枚で2000円くらいと高額ですが、やり直しになるよりはいいです。

また、6ヶ月以内の写真が必要なので間が空くと無効、撮り直しになるので注意ください。

戸籍謄本は本籍がお住いの市町村であれば市役所で獲得できます。

市役所に出向く場合は平日の17:00までに出向く必要があるので仕事をしていると休むなり早く帰るなり、どなたかに頼むなりしないと厳しいと思います。

マイナンバーカードがあればコンビニでも取得できるみたいです。

本籍が他の市町村の場合は該当の市町村へ連絡し取り寄せ(郵送)します。

送料と手数料の支払いが必要で大体1週間くらいかかります。

申請で11日、戸籍謄本で5日の営業日がいるので3週間ちょっとは余裕がないと詰みます。

(2)eTAの申請

カナダ限定の話だと思いますが、カナダへ入国する場合は全員申請の必要があります。

こちらはWebで完結します。

このような人物が入国します…みたいな証明みたいな感じですね。

今回は申請したので特に何もありませんでしたが、もし、申請していないと拒否されるかもしれません。

承諾されても必ず入国できるとは限りませんが、必須となっており申請に伴い料金が7ドルほど発生します。

これも申請からすぐ、遅いときは2週間ほど承諾までかかる上、場合によってはリードタイムがかかりますので申請は早めにする必要があります。

直前すぎると申請通らずも十分にあり得ます。

(3)ワクチンの接種証明

カナダへの入国にはワクチン接種2回以上が必須です。

1回以下は72時間以内に受信したPCR検査の陰性証明でも代用できます。

PCR検査は直前すぎると間に合わなかったり、休日で施設がなかったりしますのでワクチン接種証明が無難です。

ちなみにPCR検査は結果が出るのに最短で2時間かかるようです。

国際線の受付締切は1時間~1時間30分前がほとんどなので最低でも3時間超は余裕がないとその時点で搭乗できません。

私は渡航を決めた時点のが22年の6月くらいでワクチン接種が0だったので2回を予約して特急で打ちました。

1回目:7月、2回目:8月…。

9月渡航しているので何とかこの条件には間に合いました。

これが後で大きな落とし穴となりますが…この時はそんなことは思いもしませんでした。

(4)航空券

航空券は割引が基本効きません。

元々の安い時期(オフシーズン)ならば安く手に入るかもしれませんが、私みたく時間がなくてすぐの便+直行便ともなるとエコノミークラスであってもとても高額です。

片道30万円程度、往復でも60万円くらいは通常かかります。

時間がかかっても良いから安くいきたい人は乗り換え便を選ぶと半額以下で行けるかもしれませんが、乗り継ぎがうまくいかなかったり入国審査が別に必要な場合もあるので注意ください。

そして狭い機内に長時間ともなると非常に疲れます。

(5)スクールへのアポ

これは私だけのパターンです。

いきなり行っても不審者なので、訪問する場合はアポが必要だと思います。

来られる側からしてもスムーズに事が進められると思うので。

(6)宿

今回はバンクーバーでしたが、高額です。

日本だと5000円くらいで朝食付きで1泊できますが、カナダだと1泊15000円くらいで風呂・トイレ共用、朝食なしでこれくらいします。

朝食付きやバスルーム付けると30000円超えます。

ただ、盗難や見知らぬ土地でアクセス悪い所だと助けがまずないので多少高くても駅からすぐで評価の良いところがいいと思います。

朝食はまだしもバスルームとトイレはやはり部屋に欲しいです。

(7)盗難対策

こちらは今回、気合を入れて実施しました。

1日なのでリュックと腰に巻くセキュリティバッグのみですが、リュックは防刃、鍵付きの高いものを使用しました。

コリンデザインのクリックパックXというものを別で購入してます。

このリュック自体はサックスバーという店で購入、35000円ほどしたと思います。

バスや電車でカッターなどでリュックを切断して中身を持ち去られるという話もあったのでここには気合を入れて準備してます。

セキュリティバッグは、アマゾンでセキュリポというものを購入、3000円程度です。

パスポートやワクチン証明、お金など大事なものを入れるようにしました。

カーディガンなどを羽織れば外から見えなくなりますので安心です。

犯人から見える位置に大事なものを入れるのはNGということを聞きましたのでこちらも入念に準備してます。

スマホの盗難対策として、「SINJIMORU」の紐wを購入、2000円弱、首からスマホをぶら下げて取られないように対策しました。

パスポート、クレジット、スマホ…この辺りは盗難されると帰国が出来なくなりますので盗難だけは絶対に防ぐ必要があります。

1か所に固めておいたばかりにこれらを全部取られてしまうと多分詰みそうです。

財布についてもカナダはカード社会なのでカードを2枚、後は日本円を5万円ほど(多いですが)持っていってます。

また、財布自体も2つくらいに分けて入れる場所を分けるのが良いと思います。

後は日本の銀行のキャッシュカードとかはそもそももっていかないなど不要なものはなるべく持っていかないようにしましょう。

(8)アプリ「ArriveCAN」

カナダへ渡航する時は必須のアプリで掲示が必要になります。

アプリで検索すると出てきますが、必要情報の登録が結構な量あります。

パスポートやらワクチン証明やらいろいろ…英語なので英語に慣れていない(が理解できない)と時間がかかりますので注意ください。

窓口でも教えて貰えますが国際線は1時間前がリミットなのであんまり直前だと間に合いません。

登録済みのこのアプリを掲示できないと搭乗できません。

ここまでがカナダへ渡航する際に事前準備が必須なものになります。

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